2009/05/13

PLAY



ベケットの戯曲からヒントを得て、
建築を考えてみることにした。

建築家の視点でみて、物語の構造だけでなく
破天荒な空間性や身体性。
既成の芸術の枠を爆破していくプログラム。
こんなにスリリングな作家はいない。
演劇専門の研究家からみたら的外れでも、
思いつくままに、建築のプログラムにコンバートしたら、
どうなるだろうか。
10くらいの作品を選び
10坪程度の住宅、という限定の中で表現してみようかな。
あまり深刻ばらずに。

最初は Play (1963) .
舞台上には、大きな甕から首だけ出している3人の死者。
それぞれが勝手気ままに猛烈なスピードで喋り捲る。
首以外は甕の中なので、身体の動きは一切なし。
せりふだけが空間を飛び交う。
演劇を作るメディウムはことばだけでよい、というのだろうか。
そのための奇想天外な設定として死者の首。
死者であることからそこに何らかの物語性が生じるとすれば、
それすらも Not I (1973 ) では排除されてゆく.

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