2010/07/24

きよつかギャラリー その2




昨日、清塚さんから新しいギャラリーの現場の写真が送られてきた。
壁に掲げる予定の絵の部分をテープで示してある。それを黒く塗りつぶすとこんな感じになる。
そもそも発端は。。。
先々週のある朝、家で仕事をしていたら携帯に清塚さんからまた電話がかかってきた。 前の清塚ミュージアムの話題の新たな展開である。
「いま建築現場なんだけど。また私のギャラリーができるんだけどちょっと見に来ない?」

これは何かあるなと感じつつ、電話で聞くよりも行った方が早い。小雨の中をすぐ車で駆けつけると、大きな建築現場の前で清塚さんが待っていた。
広大な敷地の中に、大きなビルが立ち上がりつつある。その正面中央に巨大なスロープの空間があって、そこが新しい彼女の作品のためのギャラリーになるという。高い階高のビルの2階分が吹き抜けだから、天井は大変高いしスロープだから当然床は斜めである。鉄骨が立ち上がったばかりの現場に、壁の部分が分かりやすいように白いシートが張ってあった。

清塚さんは、この空間の大きさに圧倒されずに、絵の世界を構築するためのレイアウトを考えあぐねているという。
ここに、銅版画というきわめて限定されたサイズ(プレス機のローラー巾しか印刷できない)の作品を、空間に負けないように構成するのは、ちょっとアイデアがいりそうだ。高さが1mもとれない銅板画を巨大な壁面に対してどう扱うか。また斜めになったスロープと絵との関係をどうするのか。
雨の降る現場の前で白いシートの壁面を眺めながら、ある光景が浮かんだ。それをそばにあった現場事務所でスケッチして清塚さんに見せると、そうハズレでもなさそうな顔である。つまり、絵の高さが印刷条件で限定されるならば、横に並べて長い巻物のような、「水平線」のような絵をつくり、その「線」を空間に書き込んでいくというアイデアだった。寸法を当たって、CADで図面化して詳しい寸法を決めた。午後に大学で外部運営協議会の会議があるので、それまでに間に合うようにと思っていたが、案外すんなりできて御昼前には清塚さんと別れて大垣へ戻った。

そのあと、担当の方が50分の1の模型を作ってくれて、その写真を清塚さんが送ってきた。それを見るとうまくいきそうである。
   

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